園長ブログ
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ホームページに掲載されるお子さんたちの写真についてアンケートをさせていただきましたが、集計も終わり、やっとのことで承諾書も完成いたしました。 明日、保護者の皆様に配布させていただきます。
子ども達の環境が更に良くなって欲しいと、そのことを目的に発信してきたこのホームページが最終的にお子さんたちに不幸なことが降りかかってきてしまうということの無いようにしていきたいと思い、保護者の皆様にも喜んでいただけるような安全で楽しい運営をしていくための方針を考えました。 アンケート集計結果「園のホームページ運営について」および「承諾書」をご覧いただき、ご納得いただいた上で承諾書にサインをお願いいたします。
アンケート回収率は100%。 皆様からたくさんの励ましやご提案を頂きました。 皆様のご理解とご協力に今回も助けていただきました。 心より感謝申し上げます。
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当園のホームページを楽しみにしてくださっている方が多くいらっしゃると聞き、大変嬉しく思っておりますと共に、これも一重に、皆様の暖かいご理解とご協力あってのことと深く感謝申し上げます。
保護者の皆様のご理解を得てこのホームページに掲載させて頂いていると思っておりました「お子さまの写真」につきまして、『かんぎおんは保護者に対して、なんら 掲載の了解を とっていません 』 と、こども未来部部長様宛に(写真の掲載をしていないお子さまの保護者から)ご指摘等がありました。
当園では幾度となく「ホームページについて」及び「お子さまの写真掲載について」公の場でご説明させていただいたり、申し出ていただくようお願いしたり、プリントを配布するなど再三努めてきたつもりでおりました。
当園では、上記のような方法で周知徹底に努力する他、お子さまのお顔がはっきり分かる写真につきましては、個別に再度了解を得るなど、細心の注意を払い、日々努力しておるところでありますが、万が一このようなご指摘が他の方からもあるようでは困りますので、この事実を踏まえ確認が取れるまで一時更新を停止致します。
給食など、子どもの顔写真が載らない記事につきましては、そのまま更新を続けさせていただきますが、 どうかご理解の程、宜しくお願い致します。
尚、今後、アンケート調査などしていく予定ですが、先ずはご報告致します。 保護者の皆様へご理解をお願いするとともにご意見をお待ちしております。
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4月3日、入園式・進級式をそれぞれ終え、今日は新入園児さんの慣れ保育2日目。
慣れ保育中はどこの保育園でも朝、送ってきてくださったお家の方となかなか離れられずに「嫌だー!帰る!」「ママがいい!」と泣く声で溢れかえるものです。そしてお迎えに来ていただく11時頃まで泣きじゃくっているお子さんだって珍しくありません。
そんな中、1日目も泣くお子さんはあまり居ず、2日目もきっと昨日よりも泣く子が出てくるはず、と覚悟していた保育士たち、でもそれほど目立った姿もなく戸外遊び→体操→室内に入り朝の会→自由あそび→と進み、泣いていたのは本当に僅か1日目の玄関で2回だけ(登園時と戸外遊び後、園舎内に入る時だけ)。 何度か園開放などで園に親子で遊びに来ていらっしゃいましたが、驚きです。
どうしてこんなに新入園児さんが泣かずに過ごせているのでしょう? 心当たりを探ってみました。
当園は、0歳・1歳・2歳の未満児さんから入園されるお子さんが多いので、4月から年少児クラスへ入園できる人数に限りがあります。(5人~入れてせいぜい10人位) そのせいもあるでしょう。
新入園児さんを迎えても、60人もの大所帯でも、年度当初から皆落ち着いて過ごせています。 異年齢保育なので、気にかけてくれたり、優しく声をかけてくれるお兄さんお姉さんたちもいます。 そのせいもあるでしょうね。
また、「子ども達にとって分かり易く、遊びやすい環境にしてあることも早く馴染んでいかれる要因になっている」と子ども達から評価してもらえたら嬉しいですが・・・。
そして何よりも、入園式に「早く保育園に慣れ、楽しく園生活を送れる秘訣」をお話しさせていただきましたが、その通り実行していただいている保護者の皆様のご協力のお蔭です。 ありがとうございます! これからも引き続きしばらく定着するまでご協力、よろしくお願いいたします。
毎日を「安定した心で、落ち着いて過ごす」・・・とても大切なことです。
何故なら・・・たくさん遊べるから!^0^/
たくさん遊べるということは、たくさん考えて、たくさん体を動かせて、たくさん食べれて、そしてたくさん眠れるから。 そしてスッキリおきれる! イコール 「たくさんの成長」と、「たくさんの学び」が その中に詰まっているんです!
※ 参考 : 「1:不安でい続けない事」 「2:約束は守ること」 「3:挨拶はお手本になって欲しいこと」 「4:別れ際は引きずらないこと」 「5:早寝早起き朝ごはんに代表される生活リズムを大切に考えてあげること」
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3月10日のブログ記事で載せた「年長さんを中心とした3歳以上児クラスの話し合い」のその後について、報告します。 (いろいろな願いが交錯していましたが、なんとか一通り体験できました。ご協力ありがとうございました。)
翌週の前半は体操教室があったりで合同の朝の会が出来ませんでした。誰も言い出せず、みんなで話し合うチャンスはどこにあるのか?誰が言い出すのか?すっかり忘れてしまった子も、気になりながらの子も2日が過ぎました。
水曜日、朝の会で「給油口をどこにつけるか?その際の約束事は?この2点を各自帰りの会までに考えておいてね。」と提案された子ども達。帰りの会で意見を出し合いました。約束はなかなかのものが出揃い、付ける場所は多数決をしましたが何故かきれいに均等に分かれてしまい、仕方がないので先生たちも考えてみるね、と終了。 なかなか乗れずにすぐに諦めてしまう三輪車にもっと挑戦して欲しい。またその姿を小さい子にも見せてほしい。との願いから園長および保育士の票は三輪車に入り、夕方、大小4つの三輪車につける事にしました。(子ども達、朝の会帰りの会で提案すればいいと気づいてくれたかな?)(交渉は何回もかかるものだと体験できたかな?)
木曜日、朝から、誰も乗らなかった三輪車に挑戦者が現れました。さすが自分たちで出し合った約束のとおり、譲ったり順番を守ったりしながら遊べていたので朝の会で確認して、褒められました。帰りの会の時、あと僅かで卒園する年長さんが優先的に乗らせてもらうのはどう?との提案にさくらさん達は大賛成!^-^! ではどうしたらよいか? 考えたらわかりますよね。でも、固まってしまったさくらさん、 ひまわりさんやすみれさんにお願いしてみる?ということになりました。 しかし、なかなか折れてくれないお友達もいて、そういったお友達がいる、ということも学べる良い機会になりました。 周囲から説得されしぶしぶ納得した子もよい勉強になりましたね。(ルールは自分たちを守るようにも作れることが理解できたかな?)
金曜・月曜と朝から、ちゃんと“さくらさん優先”や“順番を守る”など気を付けて遊べていたので、夕方ご褒美に(後日納品された分も含め)全部で20個装着完了。 21日から仲良く遊んでいます。 (自分たちで決めたこととはいえきちんと守ろうとする姿は立派です!)
保育園児でも小学生でも大人が知らない「子ども達だけの小社会」があります。放課後や登下校時も含めて保護者がいつもそばにいるわけにはいきません。 ですからこういった時、子ども達が何を基準にどんな解決をしていくのか、何度も体験させておくことが大切です。 小学校に上がる前の貴重な時間ですが、保護者のみなさんはお子さんにどのようなことを体験させたいですか?
お家の方から機会あるごとにお話ししていただくことが一番の躾ですが、こと集団の中での事をお家で気づくことは難しい事だとも言えます。 “保育園の役割は、そういった「集団の中でチャンスをつくる」事で「お子さんが集団の中で自立と協調を学んでいく」援助をしていくこと。”
でも実は、保育にもいろいろあり、“先生が前に立って授業形式で画一的に教えていく「一斉保育」の時間を長くとる保育”では、まだ抽象的なことをなかなか理解できない年齢ですから、理解出来るところと出来ないところがところどころ出てきてしまいます。
抽象的な事と実体験を結び付けていく作業を子ども達がしていく上で、より具体的な体験を沢山しておくことが大切です。ですので、当園では、“具体的な体験をさせる「自由保育」により時間を長くとる保育”をしています。
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今年度もいろいろな事がありましたが、保護者の皆様にはいつも温かいご理解とご協力をいただき、無事に一年が終わろうとしています。ありがとうがざいました。
先日も、保護者会長さんはじめ役員の方々から“保護者会から園へのプレゼント”として、「ござ10枚」をいただきました。納品していただいたその日の午睡から、早速使用させていただいております事をこの場をお借りして全会員の皆様にご報告させていただくとともに、厚く御礼申し上げます。
子ども達の午睡時に敷く他、行事等でも使用させていただきます。 ありがとうございました。
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卒園式まであと2週間となりました。子どもたち一人一人、伸び伸びと好きなことにじっくり関わって遊ぶ中でも年長さんとして役目を果たして来てくれた頼もしい年長児達。
さりげなく必要なことを伝えてくれたり手伝ってくれたり、手本になってくれました。 そんな中、実は、今目下、仲良く遊ぶためにはと、意見を出し合い話し合ってルール決めをしようとしていることがあります。
それがこの写真、新しい遊具「ガソリンスタンド」と「給油口」がきました。今のところ給油口は5個。スクーターやバイク・三輪車など約20台程あります。さあ、子ども達はどうしていくと思いますか? 卒園まであと3週間。 ステップアップのチャンスです。
選択性で「園庭遊び」を選んだ子が、年長・年中を中心に何度も事務室に交渉に来ました。 1回目はただ自分の使う乗り物に給油口をつけて欲しいというもの。 2回目は5個で皆で仲良く遊べるかな?の話し合い。 3回目は年中や年少組さんへ提案やお願いをするのはどうか?について。 さて、月曜日はどんな方向に行きますか。^-^:
ゆっくりとしか進まないとは思いますが「急いては事をし損じる」。大人の強引な意見は言わないように・・。 お願いしますね。
今回こんな願いがあります。 ★「交渉は、何回かかっても仕方がないものであることを体験し、根気よく話し合うことが平気になって欲しい。」 ★「年齢に関係なく話し合いをしてくれるので、真剣に、のちに楽しそうに話し合っているその姿を年中・年少さんはきっと学んでいるので見せていって欲しい。」 ★「面倒くさい物も大きくなると出来るようになるので、あきらめずに再挑戦してほしい。」 ★「ルールは自分たちを守るものにもなることを知って欲しい。」
子ども達の発想の逞しさに吃驚させられたり、優しくて・・我が儘で・・でも、(子どもではありますが)社会生活の中で自分を律しようと自然と頑張れる姿は、さすが年長さんと感心させられたり。 大人が考えもつかないような柔軟な発言にも、また今回、きっと会えることでしょう。 最後までたどり着けるようやんわりと支えつつしっかりと見守りたいと思います。 保護者の皆さんも、さりげなく聞いてみたり、成り行きを見守ってくださいね。 お願いします。
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普段から食の安全について気を遣っていらっしゃる方も、お腹の中に小さな命が芽生えると、特に気をつけるようになりますね。 また、赤ちゃんに十分な栄養が行き渡っているか心配になった覚えはありませんか? その辺りから、多くの方が家族の栄養面や健康面に関心を高くしていったことでしょう。
今回は「牛乳」の栄養面から消化吸収について、また、“体のために良いと思われることよりも違うことが優先される世の中の不思議”について考えてみていただきたくて、ご提案しようと思います。
皆さんは、「牛乳」はビタミンC以外の主な栄養素が詰まっているすばらしい食品の一つとして認識されていると思いますが、どんな基準で選んでいますか? 価格も選ぶ上での重要な要素ですし、味の好みもあるでしょうね、賞味期限のできるだけ長いものを、と選んだりする方もいらっしゃると思います。 そんな中にあって、牛乳の風味が苦手な方、牛乳の栄養素を十分に吸収したい方は、“低温殺菌牛乳”という種類があるのをご存じですか?
いろんな牛乳が市販されている中に、栄養素を吸収し易い牛乳とそうでない牛乳があるなんて・・・。 不思議に思われた方は、納得できるまで調べてみることをお勧めします。 調べていくと・・。 どうして、人体に有用な菌まで殺してしまうの?とか、 どうして、消化吸収がいい牛乳があまり出回っていないの?など・・。疑問が湧いたりしますが、流通が発達した日本において、コスト的に高温殺菌の方が好都合だったのかな、と推測できたり・・。 残念に思ったり・・。 皆さんには、次世代を担うお子さん達にとってより良い環境を整えてあげるためにも、 牛乳1本選ぶのに、いろんな考えがあってよいと思いますが、たかが牛乳・・・と言う無かれ。 一緒になってちょっと考えていただければと思い提案してみました。
そして、調べていくうちに分かると思いますが、賞味期限については、高温殺菌牛乳と低温殺菌牛乳とで期間に違いがあるので、生産された日付けは低温殺菌の方が新しい日付であるという不思議・・・などにも出会うと思います。 かなり身近にある「牛乳」ですが、調べてみるとびっくりするようないろんなことに出会います。
しかし、話は少し変わりますが、以前、お店の方に「低温殺菌牛乳は置いてありますか?」と尋ねたら、「はい!ありますよ!こちらです。」と言って“低脂肪乳”を指して“ニッコリ”されたことがありました。 多くの方に牛乳のいろいろが認識されるまでには、まだまだ時間がかかるのかな?と、思わされた出来事でした。
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いろいろな保育がありますが、一番大切な事は「お子さんがいつも対象物に対して受動的にかかわっているか?能動的にかかわっているか?」ということ。
いつも自分で決めて自ら関わると、学ぶことも深く、印象的になるように思います。 いかに能動的(主体的に)に関わらせるか? それには「選択制」が有効です。
お家でも何かさせたい時、「する、しない」を選ばせるのではなく「する方向でどちらをチョイスする?」にするとお子さんの機嫌が直って次へとスムーズに事が運ぶということが多くありませんか? 大人でもそうですが、ああしろこうしろと先が見えずに指示だけされる程、不安で不愉快なものはありませんね。 子どもだって見通しを持って主体的に動けるものなら動きたいのです。 ルールの範囲内でお願いしたいですけれどネ。 (保育園ではそのような時にはルールも一緒に覚えてもらいます。)
お約束を守る様に努力しながら、主体的に活動して(遊んで)いる様子です。 みんな没頭してよく遊んで(学んで)いました。
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これらの絵は今年の干支にちなんで製作活動をした子ども達の作品ですが、どの絵も伸び伸びとしていて辰の表情が豊かでいいですね。 製作過程で見せてくれただろう楽しそうな子ども達の表情や笑顔が目に浮かびますね。
さて、今年もこの「園のホームページ」では、保護者の皆様やご家族の皆様へ向けてはもちろんのこと、地域の皆様に向けても同様に、園の中の様子をお伝えすることによって、子どもたちが毎日どんな生活を送っていて、保育士・看護師・栄養士・園長が同じ理念の下、其々がどんな考えで日々の給食作りや保育を大切に思い、実践しているのか?等々、知って関心を持っていただけることにより、お家でも、地域でも、子どもたち一人ひとりを取り巻く環境が更に良くなっていってくれれば・・。という想いで作成しております。
それこそが保育園の職員に課された使命だと思うからです。 でも、みなさん、たとえこの使命が“保育所保育指針で告示されたもの”だからと言っても、どうしてこんなに沢山の職員が楽しそうに使命を果たしている(毎週、幾つもの記事を更新している)のだと思いますか? ・・・“それは、「子どもをとりまく環境が良くなって行けばいく程、子どもたちのキラキラした笑顔をたくさん見る事が出来、子ども達同士が共に育ち合い、自立に向かって行くことが出来る」ということが職員全体に深く浸透してきた。”ということと、元来保育園には「子どもの笑顔が好き!」「子どもを大切にしたい!」という想いの職員が集まってくる所だからなのでしょう。 保育を変えたら保育がもっと楽しくなって心に余裕が出てきたという職員も。 子どもの姿を見守れるようになると職員同士も見守れて、保育園内が穏やかなとても居心地のいい空間になってきていることを感じます。
「園のこだわり」をお読みいただけると顕著にお分かり頂けると思います。 但し、勘違いされると困ってしまうのでしっかりお伝えしなければ・・・と思うのですが、例えば1月5日の記事では、 この文章をお読みになって「先生達は見てるだけで何もしないの?子ども任せにしていて楽でいいわね・・(笑)」という誤認識をされると・・・頭が痛いです。 保育士は何もしていない訳でなく、それよりも子ども同士の素晴らしい育ち合う姿が素敵だったことをお伝えしたくて書いた記事ですね。 「すべきこと」「すべきでないこと」を見極め、心にちょっと余裕を持つと見えてきた(保育方法を変えたら見えてきた)事をお伝えして、お家でも実践するとこんな良い場面が見れますよ。一緒にしてみませんか?とお伝えしたかったのです。
子ども達には良い環境でいろいろな経験をさせてあげたい。人間同士の関わりも大切な経験、しかも人格形成のこの時期にはとても重要な事。 でも、昔のように子どもを連れて玄関を出れば子ども連れの誰かに出会う時代・・では無くなっています。タイミングが悪かったら例え公園でも出会わないことがあるこの少子化の時代。そんな中に在って、0歳児から6歳児までのお子さんが主体的に動いて毎日たくさんの関わりが持てる所と言ったら・・・それはもう保育園しかないのかもしれませんね。 そして、現代の保育・・・もっと言うと「少子化の時代に合った保育方法」をとっている保育園を見つけて入れてあげることが・・・お子さんを取り巻く保育環境を考えてあげること・・・に繋がって行くのかもしれません。 歓喜園は今年も保育環境についてまじめに取り組む集団でいたいと思います。 ご理解の程、宜しくお願い致します。
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「食育」と一口に言っても、かなり広い範囲で多岐にわたって使われる言葉ですね。保育園では子ども達に親しみやすく分かり易い食育をと心掛けています。3才以上児さんには3つの食品群別に食品を分けてもらい、摂取しないと体がどんな風になってしまうかお話ししたり、畑で毎年いろいろなものを育ててみては食べてみたり、給食室の前に珍しい食材を置いてみたり・・。子どもたちが食材に興味が持てるような導入をしています。お家で出来る食育を「12月の給食だより」に分かり易く載せてありますので、是非ご参考になさってみてくださいね。
年末のこの時期は、特にご家族づれでスーパーなどに買い物に出かけたりしますね。お子さんと一緒に食品の色や形を楽しんだり、新鮮な食材の選び方や旬の食材を教えてあげたりして、食材に興味・関心が持てるようにする事も立派な食育です。年齢に合ったやり方で無理なく短時間ですると良いでしょう。 お子さんと一緒に調理をすることも、お子さんが興味を示してくれるようでしたら、ミニトマトを洗うとか、レタスをちぎる、皮をむくなど年齢に見合った事を考えてあげましょう。 それもまだ無理なようでしたら、テーブルを拭きやお皿並べ、自分の食べたお皿を片づけるなどがいいでしょう。
食べた物から身体は作られています。危険を避けたり、食材を選ぶ目を持つことも大切ですが、量や鮮度・旬などによっても含まれる栄養素の量が違いますから、そのようなことの知識を得る事も大切ですし、それを使い回せる知恵も必要ですね。 今の世の中、食料が無いことによる食育よりも、豊富にある食材の中から自分に合ったもの食べたいものを選んで上手に組み合わせて栄養を取りながら、いろんな楽しみ方が出来るようになっていくことこそが本当の意味での食育なのではないかな、と思います。
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