坪庭の紫陽花
2012.07.14
じめじめした蒸し暑い梅雨が続いていますが、園舎の北側の坪庭にひっそりと紫陽花がきれいな花を咲かせています。
この保育園には29名の様々な職員が働いています。職種もそうですが、年齢や経験年数、メガネをかけていたり、好きな事も様々です。
子ども達にとって毎日の生活の場である保育園という小社会の中には、いろいろな職員がいる事は大切な事だと考えています。 世の中には様々な人間がいること。 でも仲良くなれるということ、様々な役割により支えあったり、協力し合っている。 という良い社会の縮図を、何気なく見ている中から肌で感じ取ったり、時にははっきり学んだりします。
園では、保育方針と保育理念をしっかり共有していれば各々の職員の考えで子ども達に学んでもらう環境構成や手立ては任せています。職員の得意分野を生かしていろいろな職員から様々な刺激をもらっている事でしょう。
この保育園のあちこちに観葉植物や畑の作物や花壇の花、坪庭を作ってみたりなど手を掛けてあげなければ枯れてしまったり、そこには存在しないというものがたくさんあります。 保育の分担の中にもありますが。 仕事という枠とらわれずに好きだから・・、子ども達の喜ぶ顔が見たいから・・・、 保護者の方もこれを見てホッとしてくれるかな?という発想で、いろんな取り組みがなされています。
そこには保育者としての素質の他に奉仕の精神も。 その部分に多分に支えられているんだなぁと日々感謝しています。
(この保育園の中で“子どもたちのために”、と働く職員はたとえ保育士ではなく栄養士やバスの運転の仕事であったとしても保育者。という定義です。)
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