園のこだわり
以上児クラスでは、朝の戸外遊び後にマラソンを行っています。(毎日、その日の年長さんのお当番に体操かマラソンを決めてもらっています。)マラソンは、体力をつけるということが目的です。 園庭の遊具の周りを走るコース(大きいコース)、トラックの周りを走るコース(小さいコース)があり、一人ひとり好きなコースを選んで走っています。マラソンを始めた頃は、途中で止まってしまったり、転んで泣いてしまう子もいましたが、今では最後まで走ることができたり、転んでもすぐに立ち上がって走っている姿が見られます。
そんなある日のこと…好きなコースに分かれる際、「今日は少し風邪をひいているから、小さいコースにしよう!」、「今日はたくさん走れそうだから大きいコースにしてみる!」という声が聞かれました。 ただ好きなコースを選ぶだけではなく、自分の体調のことも考えて選ぶ姿に驚いたと共に、とても感心した出来事でした。 様々な場面で自分で考える力が身に付いていること、日々成長していることを感じます。
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10月21日(金)・22日(土)の2日間。 藤森平司先生がご来園され保育環境研修会が開催されました。 2日間にわたり、県内外から保育関係者延80名以上の参加がありました。
これは、藤森先生が「保育指針の中の保育環境」についてどう捉えるかという趣旨に賛同する保育園が藤森先生の保育園と同じ「見守る保育」を実施しています。 (全国で約125ヶ園程、最近はもっと急増中かもしれません)県内では3園の先生が「ひだまりの会」という勉強会を立ち上られ(当園も加盟させていただきました)藤森先生をお招きしたものです。 今回は当園が会場園となって“保育環境”について学ばせていただきました。
1日目の午前中は保育環境を見ていただく公開保育でしたので、集中して遊び込む子ども達の姿を見ていただくことが出来ました。また、ご相談した以上に的確なアドバイスを頂く事が出来、またとない好機になりました。 たった2日間ではありましたが、たくさんの学びがありました。 大勢の保育士もそして栄養士も事務の先生も参加し、保育園の職員として明日からの保育に、それぞれの立場で役立ててくれることでしょう。
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新園舎になりそろそろ4年になります。大きな2階建ての園児達のお家は、1階が3歳未満児用、2階が3才以上児用になっています。そして3・4・5歳児の生活する場所が2階の一番奥のせいか、道路から、或いは玄関あたりではとても静かな保育園になっています。
1階の0・1歳児のクラス近くでは、芝生の園庭も広がり、本当に穏やかでゆったりとした時間が流れていますが、2歳児のクラスになるとだいぶ賑やかです。 2階の3・4・5歳児クラスに至っては更に賑やかな声や音がしています。
1階はミルクを飲んだり午前寝を必要とするお子さんをはじめとする30名程のところ、2階は60名程、しかもだいぶ自分の意のままに体の自由が利くお子さん達で人数も2倍。子ども達のはしゃぐ声。他にもいろいろな音が聞こえてきます。
しかし、良く聞いていると 唯、騒々しいわけではないのです。 子どもたちが観察した物や図鑑を見ながら楽しそうに会話している声であったり、ブロックや積木をどう繋げようか意見を出し合っている声であったり・・。いろいろな場所でいろんな場面が展開されています。 そのどれもが「人と交わること」で生じる大切な学習の場面です。
園舎の外からはなかなか見えないいろいろな事や、子ども達の育ちを解説してお伝えして行きたいと立ち上げた園のホームページです。 この「園長ブログ」も同様です。「園のこだわり」や「最新のニュース」と重なるところがあるかもしれませんが、「保育に関する気づき」や「子どもを取り巻く環境」などについても、多くの保護者の方々や地域の方々、そして、当園の保育に興味を持たれた方々に読んで頂けると嬉しく思います。
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10月に入って日中は暖かく過ごしやすい日が続いていますね。
戸外で遊ぶには、とても気持ちの良い季節!
0,1歳児クラスの子どもたちも、天気の良い日には戸外でたっぷりと遊ぶ時間を設けています。
砂遊びやボール遊び、遊具など思い思いに好きな遊びをみつけて楽しむ姿がみられます。
歩くのが上手になった0歳児のAちゃん。
テラスで真新しい靴を履くと嬉しそうな顔がみられますが、いざ園庭に出ると、不安なのか泣いてばかり。
他のお友達が遊んでいる砂場などに誘ってもすぐに「抱っこー」と泣いていました。
そんなAちゃんもお気に入りの場所があります。
乗り物の遊具が置いてあるコンクリートの通路。(約25m)
その通路の端から端をトコトコ歩いて…を繰り返し楽しんでいました。
その姿をみて、保育士同士声を掛け合い危険のないように見守ることにしました。
それから数週間後…気がつくといつの間にか砂場で楽しそうに遊んでいるAちゃんの姿が!?
保育士が心配しなくてもその時に興味をもったことをAちゃんのペースで楽しんでいるのだなと思い、また一つ成長が感じられたことを嬉しく思いました。
一人ひとりの成長に合わせて保育していくことの大切さを改めて感じた出来事でした。
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食卓に並ぶ”食べもの”が、どのように栽培されているか、どのように成長するのか、皆さんのお子さんは知っていますか? 今の時代、本当の食育を進めるには体験してみる事が一番です。子どもたちの食べ物のへの興味をより引き出す「季節の行事」も、実は食育の一つです。 先日、サツマイモ掘りで、子どもたちが大切に育ててきた”サツマイモ”を手に子どもたちの目はキラキラしていました。今後、給食のメニューでもサツマイモを使ったお料理が(スィートポテト・大学芋・芋餅・お味噌汁…など、祖父母参観日に一緒に食べる焼き芋もそうですね。)盛沢山です。自分たちの手で収穫したサツマイモ料理を前に話もはずみ笑顔もこぼれることでしょう。楽しく食べる事が良い栄養となり健康で丈夫な元気な子どもたちを育てています。これからも子どもたちにとって”楽しみにできる”給食を目指していきたいと思っています。 (パート 栄養士)
子どもにとって遊びも学びも一緒。実際の体験をとおし、楽しい・嬉しい・大変だ!などの気持ちが上乗せされて記憶されていきます。ならば楽しい体験でプラス思考的な記憶となって欲しいですね。少なくともマイナス思考的な記憶は思い出した時に意欲に繋がりづらいでしょうから。 意欲を育て易い成功体験・楽しい体験が出来る機会を季節の行事やクッキング保育などで作っていきたいと思います。( 園長 )
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お友だちの存在がだんだん大きくなってきて、近くに行って同じ遊びを楽しんだり、友だちの持っている物がよくて取り合いになってしまったり・・・と、お友だちがいることで、いろいろなことを経験し、吸収しているつくし組(1歳児)の子どもたち。「○○ちゃんいないね。」など、お休みのお友だちのことを気にかけたり、何かできなくて困っている友だちを手伝ってあげようとしたりする姿も見られるようになってきました。歯磨きの時間は、友だちと同じ歯ブラシを見て「おんなじ!」と言ってとっても嬉しそうにすることも・・・。
運動会が近づいてきた時、子どもたちの大好きなアンパンマンの親子競技をすることになり、みんなでアンパンマンのお面をかぶってみることにしました。1人、2人、3人、とかぶっていくと、友だちの姿を見て「おんなじー!おんなじー!」と笑顔で喜び、手をつないで楽しそうに歌を歌い始める姿もみられました。
お友だちの存在でより楽しさが増し、大人との関わりでは見られない姿を見せてくれる子ども同士の関わりを、これからも大切にしていきたいと思います。 (0・1才児担当リーダー保育士)
よく「3才までは平行あそびが主流」と言われますが、上記の文章からも分かるように2才のお誕生日前後のお子さんであってもお友達が欠席していることに気付き伝えたり気遣ったり、同じであることに気付き共感して喜び合ったり、その他いろいろな関わりによる成長が見られます。昔の論文には小さい子に関する保育データが少なく、たまたま集計されなかったのかもしれませんね。毎日いろんな年齢のお友達を見たり、一緒に過ごす時間の多い保育園の子どもたちは、いろんな刺激を受け、とても良い経験を積んでいるのが分かります。こども同士の関わりを増やせるような(人的環境)関わりを保育士達はいつも心がけているからなのでしょう。(園長)
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楽しみにしている明後日の「さつまいも掘り」ですが、6(木)の天気予報は無情にも雨。こんなこともあろうかと、予備日を設定してあります。予備日は翌日の7日(金)です。未就園のお子さんで「いも掘り」に参加を予約された皆様方、7日(金)になりそうですね。7日へ変更になった場合は、当日の朝9時までにご連絡します。 大きなお芋を掘り当てたお子さんのびっくりした顔が見たいですね!
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