みんなとおんなじ♪
2011.10.07
お友だちの存在がだんだん大きくなってきて、近くに行って同じ遊びを楽しんだり、友だちの持っている物がよくて取り合いになってしまったり・・・と、お友だちがいることで、いろいろなことを経験し、吸収しているつくし組(1歳児)の子どもたち。「○○ちゃんいないね。」など、お休みのお友だちのことを気にかけたり、何かできなくて困っている友だちを手伝ってあげようとしたりする姿も見られるようになってきました。歯磨きの時間は、友だちと同じ歯ブラシを見て「おんなじ!」と言ってとっても嬉しそうにすることも・・・。
運動会が近づいてきた時、子どもたちの大好きなアンパンマンの親子競技をすることになり、みんなでアンパンマンのお面をかぶってみることにしました。1人、2人、3人、とかぶっていくと、友だちの姿を見て「おんなじー!おんなじー!」と笑顔で喜び、手をつないで楽しそうに歌を歌い始める姿もみられました。
お友だちの存在でより楽しさが増し、大人との関わりでは見られない姿を見せてくれる子ども同士の関わりを、これからも大切にしていきたいと思います。 (0・1才児担当リーダー保育士)
よく「3才までは平行あそびが主流」と言われますが、上記の文章からも分かるように2才のお誕生日前後のお子さんであってもお友達が欠席していることに気付き伝えたり気遣ったり、同じであることに気付き共感して喜び合ったり、その他いろいろな関わりによる成長が見られます。昔の論文には小さい子に関する保育データが少なく、たまたま集計されなかったのかもしれませんね。毎日いろんな年齢のお友達を見たり、一緒に過ごす時間の多い保育園の子どもたちは、いろんな刺激を受け、とても良い経験を積んでいるのが分かります。こども同士の関わりを増やせるような(人的環境)関わりを保育士達はいつも心がけているからなのでしょう。(園長)
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