あそびの中で育つもの
2016.09.12
ブロックあそびが大好きなA君。ロケットや電車を作っていると、つくし組のB君がやってきて黙って電車を壊してしまいました。その瞬間「ダメ!それぼくの!!」とA君。強引にB君から電車を取り返しました。びっくりしたB君は大泣きです。保育士が「B君はまだ小さいから、『かして』が言えないの。ごめんね。」と声を掛け、B君がA君の頭を撫でて『ごめんなさい』をするとA君は「いいよ。電車ほしかったの⁈ちょっとまっててね」と言うと、壊れた電車をなおして貸してくれました。B君はありがとうのかわりに、頭をちょこんと下げました。
異年齢で一緒に遊ぶ中で、自然に小さい子は良い事悪い事が少しずつ分かるようになり、「ありがとう」「ごめんなさい」の大切さを知ったり、大きい子は自分は大きいのだからという自覚が出てきて、小さい子に対してやさしく接してお世話をしてくれたり、お互い関わりながら、触れ合うことで共に成長していくのだと思います。
これからも子ども達の成長を楽しみにして、見守っていきたいと思います。
<未満児延長保育士>
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