– 伝承遊び –
2011.09.27
伝承遊びのひとつ 「あやとり」。 親指、中指などを巧みに動かして指に絡ませ「こんな形になったぁ!!」と言いながら自分の想像力を膨らませて楽しむ姿。机の上に本を置きながら「星をつくりたい!」「蟹つくりたい!」「2人あやとり教えて!!」など1人でまた2人で交互にとりあって楽しむ姿。子どもたちの小さな手の中で見事な造形が日々繰り広げられています。「先生2人あやとり教えて」と、年長のAちゃんがあやとりの紐を持ってきたので早速一緒にやることになりました。ちょっと一緒にやるたげで、すぐに覚えてお友だちに教えたり、お友だち同士でとりっこができるようになります。 思うようにいかず「絶対自分で出来るようになるんだ!!」と何度も何度もやり直し、「先生できたぁ~!!」と見せてくれた時の満面の笑顔は達成感で溢れていました。(3歳以上担当保育士)
たった1本の毛糸の輪っか。それがひとたび両掌の間でいろんな形に変化する様を見ると、とたんに目を輝かせて見入ってくる子どもたち、諦めるなんて言葉はこれっぽっちも考えません。次の日も次の日も挑戦し続けます。これこそがこの園の子どもたちの素晴らしい力なのでしょう。意欲と挑戦。結果、達成感から溢れ出る笑顔は、「素敵」そのものです。(園長)
カテゴリー 園のこだわり