「見る」ということ
2012.06.23
つくし組では、今流行っているものがあります。それは、どんどんと連結させて遊ぶ車のおもちゃです。
始まりは、一人のお友だちが上手につなげて走らせている姿でした。それを見たお友だちが「何だろう?」と気になり、遊んでいる最中のその子の車を取ってしまってトラブルになることが多々あるくらい、興味を示していました。
そんな時、私たち保育士は、「今○○ちゃんが使っていたね。こっちに同じのがあるから、○○くんはこっちを使おうね。」と声をかけるようにしていくと、その内にお友だちのものを取るのはやめ、「自分で!!」と、どんどんつなげて遊び出したのです。そして、その姿を見た他のお友だちが真似して・・・と、気が付いたらクラスの子どもたち大半が、その車のおもちゃで遊んでいるなんてこともありました。
「見る」とうことはとても大切なことですね。子どもたちの中で遊びが広がっていく様子は、とても印象深いものでした。お友だちがいるからこその出来事だと思います。
子ども同士で学び、吸収していく。こういった姿をこれからも大切にしていきたいです。
(0.1歳児担当保育士)
カテゴリー 園のこだわり