園のこだわり

食事のマナー

2012.06.15

 先日、保育士の先生から要望があり、以上児クラスで「マナーについて」食育をしました。内容は、保育士の先生方に悪い例をしてもらい、(肘をついている、犬食いをする、膝を抱える、嫌いな物を床に落とす、出歩くなど)マナーを発表しながら良い例に直していくというものでした。私が話し始めると、真剣に目を向けてくれる子どもたち。「この食べ方はかっこいいかな?」の問いに「かっこわるい」、「だめー」などの返答が。「でもね、給食の先生が食べにくると姿勢の悪い子や、もぐもぐしながらお喋りをしている子いっぱい見るんだけどなぁ。」・・・ギクリ・・・とばかりに静まりかえる子どもたちの表情は忘れられません。 数日後、以上児クラスに給食を食べに行くと一人一人がマナーを唱え、自分に言い聞かせ、また友達に促している姿が多く見られました。子どもの吸収力ってスゴイ!!また、私の顔を見るなり「あいさつできたよ!」、「お皿持って食べたよ!」と可愛い笑顔で報告してくれました。

 マナーというのは大人になっても大切なこと。自分だけではなく周りの人も気分良く食事をする為にも大切なこと。今、その時、その場だけでなくこれから先ずっと守っていかなければならないものです。マナーは何の為に守らなければならないのか、これから徐々に子どもたちに伝え、立派な大人になって欲しいと思います。また、保育の先生方には”食の分野”に関しても力を貸していただいていることに感謝の気持ちでいっぱいです。              (栄養士)

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