「やりたい!」は成長のチャンス
2012.03.15
園の生活の中で保育士が日常的にしていることは、たくさんあります。 その一つとして、掃除をする前の準備として机の上にイスをのせるのですが、ある日のこと…保育士がいつものようにイスをのせていると「A君もやる!!」 「Bちゃんもやる!!」と子どもたちが自分からお手伝いをしたいと言ってきました。
初めのうちはイスが全部のらなかったり、せっかくのせたイスを落としてしまったり時間がかかったり…とお手伝いをしてもらうと逆に手がかかってしまうこともありました。 しかし、「自分でやる」は自我が育ってきた証拠。そこを大事にせず大人が先回りして何でもやってあげてしまっては子どもの成長の機会を奪ってしまいます。手早くやりたいところを、ぐっとこらえ一緒にやり続けていると… 今では、毎日決まった時間に「お掃除する?」とイスを抱え、やる気満々の笑顔で言ってきてくれるようになりました。そして、見事なぐらいキレイにイスが机の上にのせられるようになりました。子どもたちが、お手伝い上手になってくれるのは大歓迎ですよね。 〈未満児担当延長保育士〉
カテゴリー 園のこだわり