「大きいね ! 」
2012.03.22
今年度も終わりに近づき、子どもたちも来年度に向けて新しいお部屋で遊んだり、お昼寝をして進級の体験をしています。その様子から子どもたちの表情は、目を輝かせ目新しい物を見る驚きと期待でいっぱいです。そんな折、0・1歳児のクラスで1歳のAちゃんは自分より半年以上離れた年下のBちゃんの手と自分の手を重ね合わせて「大きいね! 大きいね!」と、何度も保育士に訴えていました。自分の手がBちゃんより大きいことに気づいたのです。Aちゃんが小さいBちゃんを愛しそうに見つめ、優しく触れている姿がとてもほほえましく温かい気持ちになった出来事でした。
言葉は少なくても、身体全体で感じ表現している姿に成長を感じました。来年度もこどもたちが充実感を味わい豊かな人間性を培える場を設け、寄り添いながら子どもたちの成長を見守っていきたいと思います。 〈0・1歳児担当 フリー保育士〉
カテゴリー 園のこだわり