「かんぎおん」ってどんな園?
2013.12.05
ある日、園開放に遊びに来てくださったお母さんから「2階を見せてもらえますか?」と言われ、2階にご案内しました。そこでは『さくらさん』と『ひまわりさん』がコーナー遊びをしていました。
ふと見ると、遊びに来てくれた小さなお友だちが積木コーナーで遊ぶさくらさんたちの中に入り、高く積み上げた積木を壊してしまいました。それを見たお母さんはハッとした顔をしてあわててお子さんの両手をおさえ、小さなお友だちもおどろいた顔をしていました。すると『さくらさん』が優しい声で、「こわさないでね」「小さいからわからなかったんだよね」「大丈夫、次はもっと高くするからはなれてみててね」と声を掛けました。
お母さんはホッとした顔をして、「ごめんね。ありがとう。」とおっしゃいました。そして室内の子どもたちを見まわして、「入園のために色々な園を見学していますが、ここの子どもたちは顔が違いますね。のびのびとして、とてもいい顔をしている気がします。」と、笑顔を見せてくださいました。
園外の方が見て感じる子どもたちの表情。それは、かんぎおんの子どもたちの内面のすばらしさをわかっていただける一番のメッセージだと思いました。
(フリー保育士)
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