園のこだわり

ハサミで切ったらこーんな形!

2013.09.20

 ハサミを使って『切り方の練習』ということで、白い広告の紙をたくさん頂いたので、その紙を利用して保育士がいろいろな線・図形・絵を書いた紙を、子どもたちが選んで切れるようにしてみました。

 

 小さい子は今まで、ハサミを安全に使えるように保育士にアドバイスをしてもらったり、お姉さん・お兄さんをお手本にしながら広告の紙を切って遊んでいたので、山形・円形の線を上手に紙やハサミを動かして切る事が出来ました。ハサミを使うのがあまり得意でない子は、大きい子に手伝ってもらいながら切っていました。

 子どもたちは、切った紙を得意そうに「先生これ見て!ムカデみたいだね!」「へびになっちゃった!」などと言って、保育士に見せに来ました。

 大きい子は図形切りをしていました。点線を折り、実線通りに切ると対象図形になるので、折り紙を開いた瞬間「先生!見て見て~私の、ちょうちょになったよ!」「ぼくの、とんぼになったよ!」「不思議だね。まるで魔法みたい!」などと言って、驚いていました。

 子どもたちは切るだけでなくさらに発展させて行きました。色鉛筆やマジックで色を塗って、細く巻いた広告の先にトンボを付けて飛ばしたり、ひもを付けてペンダントにしたり、頭に付けてちょっぴり気取っている子もいました。

 

 これからも、勉強という形ではなく、あくまでも楽しく遊びながら、ハサミの安全な使い方を学び、いろいろな切り方をマスターしていって欲しいと思います。

(以上児延長保育担当保育士)

カテゴリー 園のこだわり

バックナンバー