~公開保育を終えて~
2011.11.09
10月中、保護者の皆様には何日も公開保育をお受けした為、駐車場や早お迎えなどでご協力を頂きました。 無事に公開保育を終える事が出来ました事は一重に保護者の皆様のご理解とご協力あってのことと深く感謝いたします。 ありがとうごさいました。
公開保育という、3日間、2回の研修でしたが、中でも21・22日は全職員、藤森平司先生(「21世紀型保育のススメ」著者。「子ども・子育て新システム」こども指針ワーキングチームなど、数多くの場でご活躍中)直々に保育環境についてアドバイスを受けたり、レクチャーを受ける事が出来、胸に落ちる事が多く、感心しきりで深く感銘を受けました。子ども達の興味関心と共に保育環境を見直す事はしていましたが、子ども達の全体的な成長と共に見直しすべき時か、年間でいつ検証すべき時なのか・・を忘れていました。すぐに取り掛かりました。考えているようでも更なる追求は、まだまだ在りそうです。保育は本当に奥が深いです。すればするほど、奥が深くなって行く感じがします。本当に遣り甲斐があります。
28日の上田市保育園連盟主催の公開保育に於きましては、県の保育専門相談員の先生方や市の保育課の保育指導主事の先生方、管理栄養士の先生方、そして上田市内の公私立保育園に所属する保育士さん・給食員さんなど大勢の方々がお見えになり研修が会が行われました。 午前中、子ども達の様子を見ていただき・・・、
・朝のマラソンは子どもが好きなコースを選んで、自分のペースで誰も休まず3分間走っていて凄かった。 ・個人個人の成長を見取り、尊重し、大切にした保育だった。 ・子ども達が自分で考え、気づいて行動している。 ・衣服の着脱も、大人に言われて脱ぎ着するのではなく、自分で“暑い”と感じたり“寒い”と感じて着脱するなど、気づく力が付いている。 ・お友達に教える時にも無理やりでなく、優しく教えてあげる事が出来ている。 ・3才以上児さんは60人が1クラス、自分のクラスとして保育士達の連携がとても良い。 ・子ども達の発達を把握した上で環境を用意し、いろんな目で見取り、見守って更なる育ちに繋がるようにしていっている。 ・子どもが求めてきた時にはそれにしっかりと向き合い応じることで、安心して遊びに熱中している姿がある。 ・ただ見ているだけでなく、子どもの育ちを見取っているからこそ、子ども達が何かを求めてきた時に、しっかりとそれに応える事が出来ている。 ・“子どもの心に寄り添い、子どもの力を信じる保育”という本園の理念に基づいてまさに実践できている。
・・・という感想をいただきました。
私立ならではの“特色のある保育”が見られた。・・とも感想をいただき、これからも全職員で子どもたちを見守って行きたいと思います。 そして、こうして保育園から発信することで保育士・栄養士・看護師、全職員が誇れる職場であったり、保護者の皆様、地域の皆様が誇らしく思っていただける保育園でありたいと願っています。 その為にも、これからも「見守る保育」で子ども第一に、「丁寧な保育」を続けて行こうと思います。
保護者の皆様、8年に一度の事とはいえ、半日お仕事をお休みして研修の場を用意していただき、ありがとうございました。 研修の成果や課題を検証して、以降の「保育」でお返しして行きたいと思います。
最後に、ご指導いただきました諸先生方はじめ他園の先生方、当園のホームページや理念を良く見てきて下さり、理解しようとして下さったこと、又、その上で意見や感想を言って下さったことに感謝申し上げます。 ありがとうございました。
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