命の尊さ
2013.02.22
園には観察コーナーがあり、子どもたちはさまざまな動植物を観察して世話をしながら、成長や変化に驚いたり不思議に思ったりしています。特にカタツムリは、土の中の卵を見たり、その卵がかえりカタツムリの赤ちゃんがどれほど小さいのか見ることができました。
ほとんどの子どもたちがカタツムリの卵を見たことがなかったので、とても興味津々で、毎日「先生いつになったら卵からかえるの?」と楽しみに待ちながら虫眼鏡で観察をしていました。
二十日以上経ったある日のこと、「先生!これカタツムリの赤ちゃんじゃないの?」と気付いた子がいました。その話を聞きつけた他の子たちも集まってきて、「わ~すごい!ちっちゃくてかわいいね!!」「やっと卵からかえったね。」「カタツムリの赤ちゃんこんにちは!」などと言って、子どもたちと保育士が一緒になって感動を味わうことができました。
それからは毎日、えさを取り替えてあげたり、霧吹きで水をかけてあげたり、つぶれないようにそっと手のひらに乗せて観察しながら、絵を描いたりもしました。
そんなカタツムリの赤ちゃん、今では虫眼鏡を使わなくてもはっきりと見ることが出来るようになりました!
その後の親とカタツムリの赤ちゃんは…?『親はただいま冬眠中で~す!』『赤ちゃんの中には、なんと!冬眠もせずに動いている赤ちゃんもいま~す!』
これからも継続して観察していく中で、子どもたちが動植物に対して愛情を持ち、いたわったり大切にしていって欲しいと願っています。
(以上児担当保育士)
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