園のこだわり

ベビールームからこんにちは! ~宴のあとは…~

2012.10.12

桜の花が咲いていた頃は〈飲む〉〈遊ぶ〉〈眠る〉生活が中心だった低月齢児のおともだちも、今では興味を持った所までハイハイや伝い歩きで移動して遊べるようになりました。

そしていよいよ待ちに待った給食(3回食)の始まりです。今までは高月齢児や1歳児たちが食べている姿を見たり、おいしそうな匂いを感じながら「早くみんなで食べたいなぁ~」と言う気持ちを膨らませていたので、とても楽しい時間になっています。

給食を食べ始める時間は、起床や朝食の時間が違うのでお腹がすく時間が違ってくる為、個別に対応しています。空腹感は何よりのごちそうですね~。お腹がすいて「食べたいっ!」と要求すればそれを受け止めてもらえる…こうした食体験を通してさまざまな欲求を表現出来るようになっていくようです。

そこで!ただ今「手づかみ食べ」真っ最中です!

「手づかみ食べ」は目と手と口、体全体での探索活動。いろいろな食べ物と出会う中で好奇心を持って感覚の働きを豊かにし、好きな食べ物を見つけていきます。家庭では、散らかるので敬遠されがちな「手づかみ食べ」ですが、その点保育園では一つの活動として、散らかる事など気にしないで食べてもらっています。

子どもと一緒に食べ、「おいしいね~」を共感しながら、子どもの意欲を受け止め、これからも自立の芽生えを大切にしていこうと思います。

(0歳児担当保育士)

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