大きい子・小さい子の気持ち
2021.10.14
年中児のA君が‟マグブロック”で自由にピースを組み合わせ、自分のイメージした形を作り遊んでいました。その後何種類かの展開図の見本から、飛行機を選び作り始めましたが、A君には少し難しかったようです。保育教諭に「このひこうきつくれないよ!せんせいつくって!」と見本の紙をもってきました。年長児のK君が「せんせい!ぼくそのひこうきつくったことあるからつくれるよ!」と言ってきました。「A君お兄ちゃんと一緒に作る?」と聞くと、「うん!つくる!」ということになりました。保育教諭はK君に全部任せることにしました。二人で一緒に平面を繋ぎ合わせて展開図を作り、K君が展開図の重心を持ちあげると立体に変化した飛行機に変身。A君は興奮して「かこいい!おにいちゃんすごいね!」と大喜びです。「おにいちゃんありがとう!」のA君の一言に照れながらも嬉しそうなK君でした。
教えてあげたいという優しい大きい子の気持ち、教えてもらう小さい子の気持ち。子ども同士の間で自然に生まれた出来事でした。<延長保育教諭>
カテゴリー 園のこだわり