おへそかくしてね!
2020.10.14
延長保育の時間では、思い思いにブロック、積み木、ゲーム、制作など、遊びを選んで楽しんでいます。
8月の夕方、突然にイナビカリと雷が鳴り響きだすと、年長児のお姉さんたちが「かみなりオニにおへそをとられてしまうよ!かくさなくちゃ!」と言い、ポロシャツをズボンの中に入れ始めました。
その姿を見た年少児たちは、上手く自分でシャツを入れられず、鬼におへそを取られてしまう恐怖で、オロオロしていました。すると、年長のお姉たちが、そっとシャツをズボンの中に入れ、お腹を隠してくれました。「もうだいじょうぶだよ」と。
その後、しばらく雷が鳴り響いていましたが、安心したのか、先ほどの遊びをまた続けていました。
3歳以上児は、異年齢での生活、遊びをしています。一緒に生活する中で、自然に困っている友だちを助けてあげたり、優しく言葉をかけてあげることが出来るようになってくるのですね。小さいお友だちへの思いやりの心が育っているんだな...と感じられた時間でした。<延長保育担当保育教諭>
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