園のこだわり

園内のある日の様子 (庭に出られない日も)

2014.02.17

  2月14日金曜日、 現在午前10時50分、外は深々と雪が降っています。2月に入り大雪は2回目ですね。 あまり悪い影響がないと良いのですが。

 

  2階の子ども達(年少児~年長児)は涅槃会を終えた(10:30)後、合奏を選択した子(2グループ)、選択していない子(開設ゾーンで自由あそび)と計3グループに分かれ、其々に選択したことを楽しんでいます。 

 

  2才児クラスの子ども達は1階のウッドデッキのテラスに出ています。 何やら先程から「キャー! キャー!」と歓声をあげてとても楽しそうに走っています。 冷たい空気が気持ち良かったり、どんどん降る雪を見てテンションが上がってしまったようですね。歌も聞こえてきましたよ。

 

  こんな雪の日は外に出られなくて悶々としてしまいがちな3才未満児さん、0・1歳児クラスのお友達は何しているのかな?と行ってみると1才児さんは廊下で乗り物に乗る子とお部屋の中で静かに遊ぶ事と大きく2つに分かれて順番で出入りしていました。 こんなやりとりも聴こえてきました。「ねえねえ、〇〇ちゃんがそろそろ乗りたいって言っているけれど。」 「えっ?」言った保育士にみんなが顔を向け寄ってきてくれました。嬉しいですね。 暫く待っていると一人の子が「いいよ」と乗り物から立ち上がりました。 1歳児クラスの園児さん。心が穏やかというか、満たされているというか、感心してしまいました。 こんなに小さくても満たされているとお友達にも譲ることが出来たり耳を傾けてくれたりする心が育っているんですね。順番ということも自然と身に付く環境は保育園という沢山のお友達が居るからこそで、そこに欲求を満たしてあげたり気持ちのあり方を導いてくれる正しい知識と技術を持った保育士がいるからこそ ここまで成長するのでしょう。 「子どもの心に寄り添い 子どもを信じて 子どもの成長を引き出す保育」 「保育士がしたい保育をするのではなく、子どもが求めている成長が何なのか見極め、(手出ししないで待つことも含めて)手伝う保育」言うは優しいですが、なかなか難しいのです。

 

  雪がしんしんと降っています。 外は寒いのですが、どのクラスも温かい心で大人も子どもも穏やかな園内の様子をお伝えしました。

 

  

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